LOX-index®検査
将来の脳梗塞、心筋梗塞の発症リスクを表す検査を新たに導入しました。 脳梗塞(第4位)、心筋梗塞(第2位)は日本人の主要な死因で(厚生労働省 令和2年 人口動態統計の概況より)、脳血管疾患や心疾患の年間死亡者数はがんと同水準です。原因となる動脈硬化は自覚症状がないまま進行し、ある日突然、脳梗塞や心筋梗塞を発症します。生活習慣を改善し、早期に予防することが大切です。将来の発症リスクを知り、予防、改善のきっかけづくりにご活用ください。
LOX-index®検査とは
動脈硬化に関連する酸化変形LDL(LAB)とLOX-1という2つの物質を調べることで、動脈硬化の進行から将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症までを予測できる新しい血液検査です。
将来のリスクがわかる仕組み
検査では、血液中の酸化した超悪玉コレステロール(酸化変形LDL)と、それを血管の壁に取り込んで動脈硬化を進ませる(LOX-1)
というたんぱく質を測定します。
動脈硬化の進行から将来の脳梗塞や心筋梗塞の発症危険度(リスク)を評価します。
こんな方におすすめです
- 40歳以上
- 肥満ぎみ(BMI=25以上)である
- 高血圧、高脂血症、糖尿病などの持病がある
- 脂っこい食事や塩辛い食べ物をよく食べる
- たばこを吸っている、もしくは吸っていた
- 定期的に運動をしていない
よくある質問(Q&A)
- Q検査に食事の制限や服薬の影響はありますか?
食事・服薬制限は特にありません。食前や食後に影響なく受診いただけます。 血液中の脂質を下げる薬を飲んでいる方ではLABの値が低く出る可能性がありますが、普段の服用状況での動脈硬化リスクを調べていただくことをお勧めしております。
- Q受診制限はありますか
特別設けてはおりませんが、リウマチ・妊娠中・出産後(3ヶ月後)・発熱のある場合は、検査数値が高く出る可能性がございます。
- QLOX-indexを受診すれば他の動脈硬化検査は受けなくて良いのですか?
いいえ。LOX-indexは今までとは違う角度から動脈硬化の危険度を見る検査ではありますが、他の全ての動脈硬化検査の代替になるものではありません。併用頂くことで早期発見、予防に役立てていただくことができます。
- Q実際に脳梗塞になっているかわかりますか?
いいえ。実際に脳梗塞になっているかどうかを見ているのではなく、将来的に脳梗塞や心筋梗塞になりやすい状態にあるかどうかを調べるための検査です。
- Q検査は一度だけ受ければよいでしょうか?
採血した時点の体質を見るものとなりますので、年に一度程度、健診や人間ドックに併せての受診をおすすめします
- Qどのくらいの頻度で受診すればよいでしょうか?
検査結果により必要な頻度は異なります。 A判定の方は隔年での検査、B判定の方は年1回、C判定が出たら半年~1年ごとの定期検診をおすすめします。D判定の場合は二次検査を受けていただいくことをおすすめしますが、二次検査で問題なかった方でも以降は1年に1回の定期検診をおすすめします。
検査内容
検査項目 | 採血(採血は空腹時でなくても構いません) 医師の診察 |
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所要時間 | 約30分 |
料金 | 14,850円 |
- 平日の午前中に実施しています。
- 結果は後日郵送いたします。(結果がでるまでに2〜3週間かかります)
- 人間ドックや各種健康診断に追加することもできます。
お申込み方法
- 予約制です。お電話またはメールでお申込みください。
- お申込み受付時間は、平日 13:00~17:00です。
- メールでのお申込みは24時間受け付けています。
- 土・日曜日、夜間、祝日のお申込みにつきましては、翌日(翌日が日・祝日の場合は休み明け)の対応とさせていただきます。
電話 | 011-214-1553(直通) |
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メール | 以下の連絡フォームからお申込みください。 |