札幌市東区の総合病院 天使病院
診療部門紹介「天使こどもメディカルセンター」

天使こどもメディカルセンター 総合的な小児医療を提供する

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お知らせ

センターの特徴

1947年(昭和22年)に小児科を開設以来、長年にわたり子どもの疾患と生活に向き合って参りました。現在も小児科をはじめ、NICU、小児外科、耳鼻咽喉科、眼科と協力し合い、子どもの診療に当たっています。その総合力をより一層高め、今まで以上に綿密に、総合的な小児医療を提供するために天使こどもメディカルセンターを開設しました。(2022年10月)

  • 小児科をはじめとするセンターの中核となる診療科が連携、協力し、総合的な小児医療を提供します。
  • 入院は周産期母子センター(東棟)4階の小児病棟(31床)で対応します。
  • 外来は特定の疾患や臓器または症状に対して、専門の医師が専門的な診断や治療を行う専門外来(完全予約制)と各科による一般診療です。

センター長 ごあいさつ

天使病院では、小児を対象とした医療提供を様々な科が相互に協力することで患者さんやそのご家族にとってより有益な医療提供を可能にすることを目的として、2022年10月1日に天使こどもメディカルセンターを立ち上げる運びとなりました。
天使病院は札幌の医療圏において分娩と小児医療が市民の皆様に認知頂けているものと考えます。
その中でも小児に提供する医療は小児科を中心に行われますが、時に小児外科、耳鼻咽喉科、眼科、形成外科、整形外科などと連携を密にする必要性が求められるとは日常的に起こります。
今回天使こどもメディカルセンターというセンター化は、今まで以上に様々な科との連携を密にし、より質の高い医療を提供することを目的としています。
地域の患者さんやそのご家族から、今まで以上に信頼いただける医療提供が出来るよう小児科を中心とし他科との協力体制を強固にし、日々の医療にあたりたいと考えております。
この度天使こどもメディカルセンター長としての任を受けましたので、各科の連携をスムーズに計りながら日常診療にあたりたいと思います。
宜しくお願いいたします。

センター長 髙橋 伸浩

医療関係者の方へ

入院のご依頼
  • 入院・転院のご相談は患者サポートセンターへご連絡ください。
  • 緊急入院の場合は、直接担当医へお電話ください。
    ※担当医が不明な場合は、患者サポートセンターへお電話ください。担当医へお繋ぎします。
  • 時間外、休日の場合は、救急室で対応いたします。天使病院(代表)へお電話下さい。
外来へのご紹介

小児科へのご紹介と小児科以外の診療科へのご紹介では、手順が異なります。
紹介状をお持ちの方へ」をご参照ください。

中核となる診療科

  • 小児科
  • 小児外科
  • 耳鼻咽喉科
  • 眼科

スタッフ紹介

  • 小児科・NICU
  • 小児外科
  • 耳鼻咽喉科
  • 眼科

こどもが病気になったら

どの科を受診すればいいのか、入院になったらどうすればいいのか。お子さんが病気になった時は気が動転してしまいます。そんな時に慌てないために、また困った時にサポートすることができるように、医師をはじめ看護師や薬剤師、栄養士、検査技師など様々な医療技術スタッフが協力し合う体制を整えています。

どの科を受診すればいいの? ~DONOKA~

写真:DOKOKA

お子さんの症状で、「どの科にかかったらいいの?」と迷うことがたくさんありますよね。DONOKAでは、そんな時の対応方法をご紹介しています。参考にしてみてください。
ただし、急な病気やケガでどうしたら良いかわからない場合は、まずはご相談ください。

サポート体制

小児の薬物治療(薬剤部)

1. 小児に対する薬物治療について
小児は成長過程に応じて、お薬の吸収・分布・代謝・排泄が大きく変化していきます。そのため薬物療法を行う際は、年齢や成長の程度が重要な因子であり、個々の小児に合わせたお薬の投与方法や投与量が選択されます。しかしお薬によっては、成人での使用データは揃っていても、小児での成績が少ないものもあります。そのため、小児にお薬が使用される際には、最新の報告・データを参照しながら検討されています。また、重要なのは小児への投与方法であり、注射や点滴などの体内に針を刺して行う治療法や、口から服用させる、または皮膚や粘膜から吸収させるなどの方法があります。特に内服薬や吸入薬の使用については、ご家族の協力が最も大切になります。

2. 薬剤師の役割について
担当薬剤師が入院中毎日、カンファレンスや病室にてご家族から直接お話を伺うことにより、患者さんの病状や服用状況を確認しています。またご家族に対しお薬の説明を行っています。さらに安全で効果的な薬物療法を行うために、副作用が起こっていないか、肝臓・腎機能の変化によって体内のお薬の量が変化していないかなど、検査値をもとに確認し、医師とともにお薬の評価を行っています。
また、お薬の服用を嫌がるお子さんに対しては、薬学(製剤学、薬物動態学など)の知識を活用して、看護師、ご家族と一緒に薬の匂いや味を試したり、効果に影響を及ぼさないように飲み方を工夫したりするなど、適切な治療が継続できるようにサポートしています。
このように、小児に対して薬物治療を行うためには、医療チームとご家族が一緒に取り組むことが必要です。お薬に関するどんな小さなことも丁寧にお話しています。気軽にお声かけください。

小児の食事(栄養科)
  • 病態に応じた治療食の提供を基本に、個々のアレルギー、摂食機能に合わせた形態や衛生面にも配慮しながら栄養管理を行い、成長に見合った食事提供に努めています。
  • また、育児支援の観点も含め、必要な食事相談を入院・外来受診の際に、ご家族様を対象に行っています。
小児リハビリ(リハビリテーション科)
  • NICU、小児科に入院中から早期介入を開始し、ポジショニングや発達支援、哺乳支援、呼吸理学療法を行っています。
  • 継続した療育が必要なお子さんに対しては、退院後も外来にてフォローアップを行ないます。
  • 外来では、乳児から青年期まで幅広い方が通われており、発達支援、二次的障害予防、日常生活動作、個人に重要な活動や社会背景を配慮しつつ、社会参加につながるような動作練習も行っています。
小児の心理的サポート(臨床心理科)

2名の公認心理師が在籍し、病気に伴う心理社会的な悩みの軽減をはかり、心身の健康回復を目指して、心理面からの援助を行っています。特に小児の領域では、以下の取り組みを実施し、子どもとその親の両面からのサポートを行っています。

NICUを卒業した子どもへ
発達検査を通して発達面を継時的に評価、フォローしています。

遺伝子疾患のある子どもから成人へ
発達評価、心理状態の把握、心理療法的アプローチをしています。

身体疾患(糖尿病や白血病など)を持つ子どもへ
心理的サポートや、必要に応じて心理検査を行っています。

心身症疑いのある子どもへ
摂食障害、過敏性腸症候群などの心身症やその疑いのある子どもの心理検査や心理療法的アプローチを行っています。

心理療法
アプローチ
プレイセラピー、カウンセリング、アートセラピー※1、箱庭療法、身体志向心理療法※2 など

※1:コラージュ、スクイグル法 など
※2:思考場療法®(TFT療法®)、ソマティック・エクスペリエンシング®療法(SE™療法)、ボディ・コネクト・セラピー など

遺伝子疾患のある子どもや成人へ
ダウン症、ATR-X症候群などの治験協力もおこなっています。

関連部門

臨床遺伝センター

染色体検査室に遺伝診療や遺伝カウンセリングを併せた一元的な遺伝医療を提供することを目的としています。主に小児科領域における遺伝性疾患、希少未診断疾患の診療や診断、遺伝カウンセリングを中心に、産科における出生前遺伝学的検査に関する遺伝カウンセリングにも対応しています。また、先天性疾患をもつ患児の成人期移行医療にも力を注いでいます。

FAST(Family Support Team)の取り組み

育児に不安や悩みを抱えているご家族に対し、安心して子育てができるようお手伝いをしています。また、虐待の予防や早期発見にも積極的に取り組んでいます。
医師、看護師、助産師、医療ソーシャルワーカー、心理士など多職種でチームを組み、地域の多機関と連携しながらお子様のために最善を尽くします。

患者サポートセンター
地域医療連携室 地域の先生方と天使病院との連携がスムーズにできるようにお手伝いさせていただく窓口です。
医療福祉相談室 当院に受診中の患者さんに関する医療、介護、福祉などのご相談をお受けしています。退院後の在宅サービスの利用や転院など退院調整も行っています。
患者支援室 患者支援室では、医師や入院・退院支援看護師、医療ソーシャルワーカーなどの多職種が連携・協働し、患者さんやご家族などが安心して入院生活や退院後の療養生活を送ることができるよう、入院前から支援します。 入院することにより退院後の生活が変化し、患者さんとご家族だけでは対応に困ることも多くあります。自宅退院・転院・施設入所などの調整や訪問看護・ホームヘルパー・福祉用具の調整・介護保険制度などの相談を行い、住み慣れた地域で自分らしい療養生活を送れるよう支援しています。
患者相談室 福祉や制度のご相談に限らず、患者さんの様々なご意見やご要望についてお伺いする窓口です。

ご相談内容

  • 治療に関する不安や苦情、要望に関すること
  • 院内の環境や設備、職員の接遇などに関すること
  • 医療安全に関すること
  • 個人情報に関すること
  • 受診中や入院中に感じたことやご意見など