天使病院を選んだ理由は?
当院は地域周産期母子医療センターでNICUもある病院になっております。
ハイリスクのお母さん達も多いので、早い時期からハイリスクの症例を診ることができるなと思い、当院を志望しました。
助産師を志したきっかけは?
私の母が看護師をしており、母の姿を見て小さい頃から看護師になりたいなとは思っていましたが、看護師の勉強をしていくなかで、助産師という仕事を知りまして、命の誕生や女性の一生をサポート出来る仕事だと思い、目指すようになりました。
助産師になって
初めてお産に立ち会った時は?
すごく感動するんじゃないかなと思っていましたが、実際はすごく緊張していて不安も一杯で、本当に記憶が無いくらいなんですけれども、全てが終わってお母さんと赤ちゃんとパパが一緒にこう過ごしている姿を見てやっと「ああ良かったな」と思って嬉しい気持ちになったのを覚えています。
あなたにとって「お産」とは?
まだ緊張もするので、すごく怖い気持ちがあるのですが、それ以上にお母さんと赤ちゃんが出産に向けて頑張っている姿を見て一緒に私もサポートさせて頂くことで、より赤ちゃんが生まれるっていうことを一緒に喜ぶことが出来るようになってきたので、お産って素敵だなと思っています。
出産後のお母さんを
サポートすることもありますか?
退院の前に調整をすることが多いのですが、それ以外でもいつでも相談は受けていて、今はコロナとかで難しいのですが、二週間検診と言って一ヶ月検診との間で希望があれば受診をすることも出来るので、そういった体制はとっています。
自分が成長したなと思う瞬間は?
患者さんの気持ちに気づいて、それにあわせたケアを出来た時は、少し成長したのかなと感じたりはします。
女性の一生をサポートするということは?
お産をとるだけではなく、助産師は思春期であれば性教育や、成人期は妊娠、出産、産褥期、それにプラスして家族計画も含めてサポート出来るようになっていて、他にも婦人科系でもサポートが出来るので、そういった意味でも女性の一生をサポート出来るのではないかと思っています。
助産師としての天使病院の魅力は?
天使病院は地域周産期母子医療センターということで、やはりハイリスクのお母さん方が多く母体搬送とかも多いんです。
ですが、半数は正常のお産もあって、ハイリスクと正常どちらも学べる病院だと思っています。
NICUもありますので赤ちゃんに疾患があったり早産で産まれる子もいらっしゃるので、そういったお母さんを精神的・身体的にもサポート出来るようになっています。
天使病院は、百年以上歴史があります。
当院で産まれたんだよって言って下さる方が代々いらっしゃるので、そういった歴史がある部分は誇りに思っている部分です。
所属部署の自慢できるところは?
産科病棟には大先輩が沢山いて、とても頼りになりますし、すごく相談もしています。
なので、自分だけじゃなくていろんなアドバイスを頂いたりする環境が整っているなと思うのと、カンファレンスも行われますが、それ以外でもスタッフ間でお話するタイミングが多いので、すごくそこは素敵だなと思っています。
カンファレンスとは?
患者さんがその日その日の状態だけではなくて退院後でしたりというところをどうやって過ごしていくかをチームで相談というか話して何かサポートとして足りない部分が無いかなども含めて相談をして必要な時は地域に繋いだりNICUとも協力して情報共有もします。
今までで嬉しかったことは?
患者さんからお手紙を頂いたり、退院後に会いに来て頂くっていう瞬間はすごく嬉しくてその他にも私は同期のお産をとらせて頂いたりするタイミングがあってそういったことはすごく嬉しく、今でもその子達の成長がすごく楽しみにしています。