職場体験実習
2010年11月12日
札幌市の中学校から3名の生徒さんが『職場体験実習』にいらっしゃいました。
天使病院では、看護学生や医学生、薬剤師や理学療法士などのコメディカルの実習や、高校生の職場体験等は日常的に行っていますが、中学生の職場体験実習は初めてのご依頼でした。
総合学習の一環としてテーマは「働くよろこび」。中学校のホームページを拝見すると、予備知識学習や挨拶、質疑応答の基礎技術学習など事前の準備を重ねての今日の見学。お迎えするこちらも力が入ります。
放射線科や薬剤科、手術室の見学、ボランティアの方たちの仕事の体験、ちょうど今日行われていた避難訓練の見学などをして頂きました。また、病院で働く様々な職種や仕事の内容、来年100周年を迎える天使病院の歴史についても紹介させて頂きました。
生徒さんたちに感想を聞くと、
「手術室が一番印象に残っています!帝王切開を行っていたようで、産まれたばかりの赤ちゃんと対面したのは初めてでした。」
「ボランティアさんのお仕事を体験し、来院した方に挨拶をしたら、笑顔で応えてくれたのが嬉しかったです。」
と話してくれました。
医師や薬剤師を目指し、病院での仕事に興味を持ってくださった中学生の皆さんが、実際に働くことになるのはまだまだ先のことかもしれませんが、将来、仲間として一緒に仕事をすることもあるかもしれないと思うと、とても楽しみな気持ちになりました。
この体験を通じて、「働くよろこび」を感じてもらえているとうれしいです。
生徒の皆さん、2日間お疲れ様でした。