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ALSOプロバイダーコース in 天使病院 開催

2017年03月23日

ALSOプロバイダーコースを開催しました<2017年2月25日(土)~26日(日)>

北海道では北海道大学に続いて、当院でも開催することができました。IMG_1490.JPG

参加者は講師17名と受講者20名の総勢37名。当院から、産婦人科医5名、麻酔科医3名、助産師11名、看護師(手術室)1名が受講しました。

講義とワークショップで構成され、2日目の最後に筆記試験と実技試験があるという、とても密度の高いコースでした。

講師の方々の熱心で丁寧なご指導と受講者の熱意と努力の甲斐あって、全員一発合格することができました。

 

地域周産期母子医療センターの現場を担い、その機能と質を支える医師、助産師、看護師が、さらに良いチーム医療を提供するために知識や能力を学び、身につける大変有意義な機会でした。この経験が今後の当院の周産期医療に大いに役立つでしょう。

 

産婦人科科長 三島 隆

 

▼ALSO(Advanced Life SUpport Obstetrics)

医師やその他の医療プロバイダーが、周産期救急に効果的に対処できる知識や能力を発展・維持するための教育コースである。1991年にACLS(二次救命措置)とATLS(米国外科学会の開発運営する外傷初期診療)に基づいて考案され、1993年にコース権利はAAFP(米国家庭医学会)によって認可された。現在、全米では多くの分娩施設において、分娩に関わる医療プロバイダーがALSOの受講を義務づけられている。またALSOコースは世界的に普及活動が行われており、現在までに、63カ国、16万人以上がALSOコースを完了した。日本では200811月に金沢で日本初のプロバイダーコースが開催されて以来、全国38の都道府県でコースが開催され、コース修了者は6,000名を超えた(20161231日現在)。参加者は産婦人科医、助産師だけでなく、プライマリケア医、救急医、麻酔科医、小児科医や他科医師、初期臨床研修医、そして医学生など、分娩や産科救急に関わる可能性のあるすべての医療人が参加している。

NPO法人 周生期医療支援機構ホームページより抜粋

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