先輩の声
臨床研修医OB男性
- 現職
- 砂川市立病院 外科(北海道大学消化器外科Ⅰ所属)
- 在籍期間
- 2018年度〜2021年度 3年間 (初期研修医2年+専攻医1年)
私は初期研修医の2年間と、専攻医最初の1年間を天使病院で過ごしました。
すでに天使病院で初期研修医として勤務していた友人から勧められたことと、説明会や見学で指導医の熱意を感じたことが志望理由として挙げられます。あと単純に立地が良かったのもあります。札幌の中心に近い。
なんとなく外科いいかも、くらいの気持ちで天使病院での初期研修生活をスタートさせましたが、4月末に早速初執刀があたり、自分でいざ執刀してみると手術の面白いこと。そのまま魅力にとりつかれて外科に進路を決めてしまいました。その後は外科志望(入局済み)の研修医として内科含め各科をローテートしましたが、どの科でも「外科に決めてるんだもんね〜」なんて冷遇されることはなく、熱心に指導していただきました。プライベートでの思い出もたくさんあります。
2年間の初期研修を終え、そのまま天使病院外科で専攻医最初の1年間を過ごしました。上級医の先生方はみんな優しく・そして厳しく、チャンスをたくさん与えてくださりました。教わった知識のみならず、医師としての在り方も、今後ずっと自分の基礎として持ち続けたいと思っています。自分にとって大切な1年間になりました。
さて、天使病院の良いところは、中規模病院ならではの働きやすさだと思います。 各科の垣根が低く、科を問わず上級医にコンサルトしやすい環境が整っています。ローテート後ならなおさらです。他科研修中でも気になる症例の情報があれば、上級医の許可を得て診察に合流することもできます。また初期研修のはじめにコメディカル研修があり、生理検査科や放射線科など、他職種の業務を体験する時間が設けられています。顔なじみのコメディカルがいると仕事のやりやすさが段違いです。他院研修医にこの話をすると、羨ましがられることが多かったです。
悪いところを挙げるならば、全科が揃っているわけではないことと、救急症例が少ないこと、あたりでしょうか。
ただし、天使病院にない科は、連携している他施設で研修することができます。また、救急症例については連携施設でかなり経験を積むことができました。
振り返ってみると本当に充実した3年間でした。進路の決定も含め、人生に大きな影響を与える出会いがたくさんあったと感じます。天使病院で研修してよかった。
もし天使病院での研修を少しでも考えているなら、まずは一度見学に来てみてください。きっと後悔はさせません。