札幌市東区の総合病院 天使病院
天使病院について「クリニカルインディケーター」

医療の質

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クリニカルインディケーター(臨床指標)

クリニカル・インディケーターとは、医療の質をあらわす指標です。近年、病院で行われる医療の質向上と安全に対する関心が高まり、様々な取り組みが行われております。各分野で着目する指標を設定し、取り組み前後や経年変化を定量的に数値で収集し、より改善につなげるために検証していくものです。
用語として、臨床指標 Clinical Indicator:CI、または質指標 Quality Indicator:QIと呼ばれます。
病院全体の指標や診療領域別で指標を設定し、数値を把握していくことは、情報の活用につながり、健全な病院運営上で必要となるものです。

 

病院全体に関する指標

項目 平成
27
年度
平成
26
年度
平成
25
年度
病床稼働率(%) 83.5% 86.1% 86.0%
平均在院日数(日) 13.1 12.4 12.1
紹介率(%) 33.8% 30.2% 37.0%
手術件数(件) 1,968 1,936 1,920
Ⅱ度以上の褥瘡の新規発生件数(件) 32 37 37
入院患者で転倒・転落の結果、骨折または頭蓋内出血が発生した件数(件) 10 4 2
退院後6週間以内の計画的再入院件数(件) 351 367 383
退院後6週間以内の計画的ではないが予期された再入院件数(件) 100 95 72
退院後6週間以内の予期せぬ再入院件数(件) 252 313 383
24時間以内の再手術件数(件) 0 0 7
入院患者のうちパス適応患者数(人) 2,166 1,974 1,384
術後の肺塞栓発生件数(件) 0 1 0
急性脳梗塞患者に対する早期リハビリテーション開始件数(件) 1 2 2
人工膝関節全置換患者の早期リハビリテーション開始件数(件) 13 2 10
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与件数(件) 1,644 1,676 1,579

診療科別(内科系)

  • 消化器内科
  • 血液内科
  • 呼吸器内科
  • 循環器内科・人工透析内科
  • 糖尿病内科
  • 精神科

診療科別(外科系)

  • 外科
  • 小児外科
  • 整形外科
  • 耳鼻咽喉科
  • 眼科
  • 麻酔科

診療科別(周産期母子センター)

  • 産科
  • 婦人科
  • 小児科
  • NICU

診療支援部門

  • 薬剤科
  • 放射線科
  • 生理検査科
  • 栄養科
  • リハビリテーション科
  • 臨床心理科
  • 地域医療連携センター

DPC関連データによる病院指標 〈平成27年度〉

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢階級 人数
10歳未満 1,920
10歳代 218
20歳代 301
30歳代 773
40歳代 371
50歳代 326
60歳代 533
70歳代 697
80歳代 572
90歳以上 107

平成27年4月1日から平成28年3月31日までの期間中に退院した患者数を年齢階級別(10歳刻み)で表示したものです。患者の年齢層が幅広いこと、また地域周産期母子医療センターであるため10歳未満の患者数が多いことが当院の特徴です。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード

呼吸器内科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
040080x099x0xx 急性肺炎(15歳以上) 52 16.35 14.34 2% 52.00 ×
040040xx99100x 肺癌
気管支ファイバーあり
28 9.50 3,29 4% 70.29
030250x991xxx 睡眠時無呼吸症候群PSG 19 2.00 2.07 0% 56.68

呼吸器内科で最も多いのは肺炎の患者です。高齢化による影響で重症化する傾向があり、2週間以上の入院となることが多いです。肺炎のデータは「4)成人市中肺炎の重症度別患者数」を参照しください。次いで多いのが肺癌の診断のための気管支鏡検査を目的とした入院です。睡眠時無呼吸症候群の入院では、診断を目的に「終夜睡眠ポリグラフィー」検査を行っています。また、在宅持続陽圧呼吸療法指導管理が必要と診断された患者に対する治療も行っています。その他、にニコチン依存症患者に対し、日本循環器学会、日本肺癌学会、日本癌学会及び日本呼吸学会の承認を得た「禁煙治療のための標準手順書」に沿って禁煙治療を行っています。平成27年度の喫煙を止めた者の割合は、69.23%です。

循環器内科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
050050xx99100x 狭心症
心臓カテーテル検査あり
48 4.13 3.07 10% 67.42
050130xx99000x 心不全 42 29.02 18.30 5% 81.88 ×
050050xx0200xx 狭心症 PCI等あり 21 5.43 4.87 10% 68.29

循環器内科では狭心症等に対する心臓カテーテル検査(心臓や末梢の血管を造影剤を使って映画のように映し出す方法)・治療(心臓や末梢血管で詰っていたり狭くなってたりする箇所をカテーテルを使って広げたり再開通させるPCI等)を行っています。
さらにもっと大きな心臓の手術が必要となった場合、他の総合病院と連携して手術をお願いしています。

糖尿病内科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病 75 18.11 15.35 0% 64.51 ×
100060xxxxxxxx 1型糖尿病 - - 14.30 - - ×
100040xxxxx00x 1型糖尿病性ケトアシドーシス - - 14.20 - - ×

糖尿病内科で多いのは、細血管障害、大血管障害などを確認しながら血糖値のコントロール入院です。治療に際し、インスリンの抵抗性の評価、至適インスリン用量の決定等を目的として、皮下に電極を留置して皮下組織内のグルコース値を連続して測定する検査(皮下連続式グルコース測定)を行っています。在宅自己注射患者において、持続的に測定した血糖値に基づく指導が必要な場合、持続血糖測定器の使用が可能です。糖尿病の合併症を管理するために、糖尿病足病変の指導を担当する専任の常勤医師と看護師を配置しています。

消化器内科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
060100xx03x0x 大腸腺腫 内視鏡的治療あり 81 3.79 2.76 2% 69.51
150010xxxx0xx 急性胃腸炎 34 6.71 5.50 9% 47.91 ×
060290xx99x0xx 慢性肝炎 27 3.37 9.20 4% 63.81

消化器内科では、内視鏡による様々な病気の診断を行い、必要に応じて行う大腸腺腫・大腸ポリープに対する内視鏡的治療(ポリペクトミーなど)が最も多い症例です。食道から大腸までの消化管内視鏡検査では、超音波内視鏡検査、胆管・膵管造影法、治療の範囲の決定、治療後の部位の追跡等を目的とした粘膜点墨法、拡大内視鏡を用いた狭帯域光による観察等を行っています。次いで多い急性胃腸炎については、ヘリコバクター・ピロリ感染の診断検査(複数種類)及び薬剤による治療や、内視鏡下胃瘻造設術、内視鏡下胆道結石除去術・ステント留置術、内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術等を、また緩和ケアに係る研修を受けた保険医・看護師、化学療法の経験並びに研修を受けた専任薬剤師による「がん患者指導管理」「がん性疼痛緩和指導管理」を行っています。慢性肝炎の症例では、脂肪肝、アルコール性肝障害などの代謝性肝疾患や、ウイルス性肝炎が多く、肝硬変の診断のための検査入院も多いです。

血液内科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 化学療法あり 30 15.13 17.69 0% 65.80 ×
130010xx97x2xx 急性白血病 輸血・化学療法あり 23 44.48 43.59 4% 53.35 ×
130040xx99x50x 多発性骨髄腫 化学療法あり 11 24.00 24.78 0% 76.00 ×

悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫を筆頭に幅広く血液疾患の診断・治療を行っており、末梢血幹細胞移植にも対応しております。無菌治療室・化学療法室を完備し、患者の病状に対応した迅速入院が可能で、外来での治療にも対応しています。

外科・乳腺外科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
060160x003xx0x 鼠径ヘルニア 腹腔鏡手術あり 40 6.03 4.96 0% 61.95
060335xx0200xx 胆石性胆嚢炎 腹腔鏡手術あり 19 12.32 7.84 0% 52.68
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 化学療法あり 14 13.29 4.66 0% 67.64 ×

外科で最も多い症例は鼠径ヘルニアです。鼠径ヘルニア・臍ヘルニアセンターとして小児から成人、高齢者まで幅広く受け入れる体制を完備しております。腹腔鏡手術を導入しています。腹腔鏡下胆嚢摘出術は消化器内科で検査・治療を行った後、外科で施行する例が多くなっています。乳癌治療経過の一例としては、手術の施行、化学療法のための計画的短期入院を繰り返すというがものがあげられます。

眼科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
020110xx97xxx0 白内障 手術あり 片眼 110 4.15 3.01 0% 75.63
020110xx99xxxx 白内障 手術なし 75 3.57 2.72 0% 71.03
020320xx97xxxx 眼瞼内反症 手術あり 16 2.63 3.43 0% 24.13 ×

眼科で最も多い症例は白内障です。入院は、手術目的の入院と術後管理目的の入院とにわかれます。小児から高齢者まで幅広く各種眼瞼内反症手術を行っています。

婦人科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
120060xx01xxxx 子宮の良性筋腫 39 9.72 10.18 0% 44.44
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 38 8.92 10.43 0% 50.03
120010xx99x50x 卵巣・子宮付属器の悪性腫瘍
カルボプラチン・バクリキセル
33 5.97 5.17 0% 53.82 ×

当院の産科で出産後、健診やがん検診を経て疾患が見つかる方や、当院で出生してから継続的にフォローしている方も多くいらっしゃいます。出生から終末まで一生を見届ける方が多いのも当院の特徴です。

小児外科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
060160x103xxxx 鼠径ヘルニア 手術あり 152 1.04 2.90 0% 3.78
060170xx02xxxx 臍ヘルニア 手術あり 48 1.02 8.85 0% 2.65
11022xxx04xx0x 真性包茎 手術あり - - 3.64 - - ×

最も多い症例は鼠径ヘルニア、次いで多いのは臍ヘルニアです。鼠径ヘルニア・臍ヘルニアセンターとして、小児から成人、高齢者まで幅広く受け入れる体制を完備しております。鼠径ヘルニア手術では腹腔鏡手術の件数が多いのも当院の特徴です。

小児科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
040080x1xxx0xx 肺炎・急性気管支炎(15歳未満) 237 5.41 5.72 0% 2.48 ×
150010xxxxx0xx 急性胃腸炎 131 3.25 5.50 0% 4.16 ×
040100xxxxx00x 気管支喘息 120 4.21 6.31 0% 4.43 ×

一般小児病棟では、肺炎、小児喘息、急性胃腸炎などの診断のために入院する子どもが多数を占めています。小児科では一般外来、喘息・アトピー性皮膚炎・腎疾患・内分泌疾患・未熟児・先天性心疾患、川崎病・神経疾患・小児血液疾患・腫瘍疾患・染色体異常等の専門外来、予防接種、乳児健診など幅広いニーズに対応しています。重症な未熟児・新生児疾患n集中治療室(NICU)と、一般病棟(31床)を有しています。

産科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児附属物の異常 帝王切開 185 9.41 9.94 0% 35.34
120260xx02xxxx 分娩の異常 吸引分娩 110 7.27 6.51 0% 33.64
120260xx01xxxx 分娩の異常 帝王切開 71 9.44 9.63 0% 34.97

当院は地域周産期母子医療センターに指定されており、MFICU(母体・胎児集中治療施設)・NICU(新生児集中治療室)・GCU(継続保育室)を有し、妊娠期から新生児期にかけて一貫したレベルの高い医療を提供しています。そのため、分娩としては平均年齢が高く、ハイリスク分娩例が多いため、帝王切開・吸引分娩の件数も多くなっています。

耳鼻咽喉科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
030430xx97xxxx 慢性滲出性中耳炎 手術あり 90 3.46 3.28 0% 4.36
030250xx970xxx 睡眠時無呼吸症候群 手術あり 52 11.52 8.77 0% 9.00 ×
030400xx99xxxx 前庭機能障害 42 13.74 5.31 0% 63.17 ×

耳鼻咽喉科で最も多い症例は、慢性滲出性中耳炎の鼓膜チューブ挿入術です。次いで多いのは小児の睡眠時無呼吸やいびきの原因であるアデノイド増殖症、扁桃肥大等の手術、前庭機能障害(めまい)の治療です。

整形外科

DPC
コード
症例名 患者数 平均在院
日数
(自院)
平均在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 手術あり 59 49.93 28.70 44% 82.54 ×
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎骨折損傷 16 36.94 21.52 50% 72.56 ×
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 13 13.92 5.70 0% 48.62 ×

整形外科で最も多い症例は、大腿骨骨折の手術目的の入院で、基礎疾患のある高齢者が多くなっています。胸椎・腰椎圧迫骨折のリハビリ、橈骨尺骨の骨折の手術症例も多くみられます。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類基準※ 版数
StageⅠ StageⅡ StageⅢ StageⅣ 不明
胃癌 - - - 12 - - 1 6
大腸癌 - 17 15 13 - - 1 6
乳癌 - - - - - - 1 6
肺癌 - - - 17 19 - 1 6
肝癌 - - - - - - 1 6

※1:UICC TNM分類、2:癌取扱い規約

「がん」は日本人の死因第1位で、現在では年間約30万人以上ががんで亡くなっています。これは、「日本人の3人に1人ががんで死亡している」ことになり、また、生涯のうちにがんにかかる可能性は男性の2人に1人、女性の3人に1人と推定されています。この表は、がん検診の効果が科学的に証明され、厚生労働省が検診を推奨している主要5大癌(胃がん・大腸がん・乳がん・肺がん・肝がん)について、UICC(国際対がん連合)の定めるT(原発腫瘍の拡がり)、N(所属リンパ節転移の状況)、M(遠隔転移の有無)から示される病期(StageⅠ~StageⅣ)別に分類したものです。当院では幅広いStageの入院治療をおこなっており、内視鏡的治療や、腹腔鏡下治療といった早期のがん治療をはじめⅢ期やⅣ期の手術・化学療法による治療等も実施しています。UICC病期分類が不明に分類されている症例は、検査入院の症例で入院中に検査結果が出ない等が理由として挙げられます。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
重症度 患者数 平均在院日数 平均年齢
重症度0 13 8 49.5
重症度1 18 14 68.1
重症度2 25 19 76.2
重症度3 22 15 77.2
重症度4 11 55 82.2
重症度5 - - -
不明 - - -

成人市中肺炎診療ガイドラインでは、重症度0の症例は外来治療対象となっていますが、基礎疾患や状態によっては重症化の可能性もあるため入院となる場合もあります。市中肺炎は重症度が増すにつれ、平均年齢が上がる傾向にあります。

脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD-10 傷病名 発症日 患者数 平均
在院日数
平均
年齢
転院率
G45$ 一過性脳虚血発作
及び関連症候群
- - - - -
G46$ 脳血管疾患における
脳の血管(性)症候群
- - - - -
I63$ 脳梗塞 - - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄、
脳梗塞に至らなかったもの
- - - - -
I675 もやもや病
〈ウイリス動脈輪閉塞症〉
- - - - -
I679 脳血管疾患、詳細不明 - - - - -

当院では全ての項目で患者数が10未満であり、特定され得るため、詳細は記載いたしません。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード

消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均日数
(術前)
平均日数
(術後)
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術
(長径2センチメートル未満)
62 1.53 1.85 0% 71.29
K721-21 内視鏡的大腸ポリープ切除術
(長径2センチメートル未満)
22 3.14 2.05 0% 65.90
K654 内視鏡的消化管止血術 15 11.07 16.80 6.67% 73.07 ×

当院で数多く実施されている下部消化管内視鏡検査で将来的に癌化する可能性がある大腸のポリープが発見された場合が治療の対象となります。1泊2日または2泊3日での入院治療を要する典型的な症例となります。(内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満)、内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2センチメートル未満)は部位が違うだけの類似手術です。)内視鏡的消化管止血術は、吐血や下血などの消化管出血を止めるための治療法です。

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均日数
(術前)
平均日数
(術後)
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術
(その他のもの)
27 6.11 4.67 0% 68.33
K610-3 内シャント設置術 11 9.27 26.27 0% 69.18 ×
K5972 ペースメーカー移植術
(経静脈電極の場合)
11 4.82 9.18 0% 81.55 ×

狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患は冠動脈の狭窄や閉塞によって、心臓の筋肉への血液の供給が不足し胸痛などの症状をきたす疾患です。このような疾患の治療として、経皮的冠動脈ステント留置術を実施しており、症例数は年々増加傾向です。血液透析患者に対して内シャント設置術を行うことができます。洞不全症候群や、房室ブロックに対するペースメーカー移植術(経静脈電極の場合)も行っています。

外科・乳腺外科

Kコード 名称 患者数 平均日数
(術前)
平均日数
(術後)
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 41 1.10 3.90 0% 62.37
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 27 6.37 6.00 0% 57.15
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 17 13.29 21.41 0% 74.18

外科で最も多い症例は、鼠径ヘルニアの手術症例です。腹部を約15㎜切開し、腹腔鏡を入れて、おなかの中から脱腸の原因となっている箇所を確認し、医療用メッシュを挿入して腸が飛び出す穴を塞ぎます。腹腔鏡は傷が小さく目立ちずらいというメリットがあります。次いで、胆石症・胆嚢炎に対する胆嚢摘出術、大腸癌に対する結腸切除術が多く、いずれも多くは腹腔鏡下で実施しています。

小児外科

Kコード 名称 患者数 平均日数
(術前)
平均日数
(術後)
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 154 0.02 0.03 0% 3.77
K6333 ヘルニア手術(臍ヘルニア) 67 0.01 0.03 0% 2.88
K8282 包茎手術(環状切除術) - - - - - ×

小児外科で最も多い症例は鼠径ヘルニアに対する手術症例です。小児鼠径ヘルニアは鞘状突起の根元が開いていることが原因であるため腹腔鏡を入れて、おなかの中から鞘状突起の開存を確認し、根元を縛ります。傷が小さく、目立ちづらく、将来的にはほとんど見えないくらいに薄くなります。日帰りでの手術が典型例です。次いで多いのは臍ヘルニア手術です。臍ヘルニアとは俗に言うでべそのことで、この手術はおへそを造る手術です。ほとんどは日帰りでの手術が可能です。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均日数
(術前)
平均日数
(術後)
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 43 4.58 42.14 41.86% 77.16 ×
K0811 人工骨頭挿入術(股) 25 4.08 38.36 32.00% 82.00 ×
K0732 関節内骨折観血的手術(手) 19 2.84 26.00 0% 60.79 ×

整形外科で最も多い症例は大腿骨骨折に対する手術症例です。骨折観血的手術とは、ギプス固定では治癒が難しい複雑な骨折や重度の骨折に対して皮膚を切開し、直接骨を正常な位置に戻す手術です。次いで多いのは大腿骨頸部骨折などに対する人工骨頭挿入術(股)です。股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しい場合に金属の骨頭と入れ替える手術です。

耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均日数
(術前)
平均日数
(術後)
転院率 平均年齢 患者用パス
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 99 1.39 1.22 0% 5.07
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 69 1.38 10.91 0% 15.03
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 20 2.80 11.65 0% 56.80 ×

耳鼻咽喉科で最も多い鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術は滲出性中耳炎の治療で、鼓膜を小さく切開して中耳にたまった水を排出し、切開した穴がふさがらないように小さなチューブを入れる治療方法です。切開した穴は通常1~2週間で塞がってしまうため、時間が経つとまた水がたまり、また切開する、という繰り返しになるのを防止するためです。次いで多いのは、反復する扁桃炎や高度の扁桃肥大、睡眠時無呼吸症候群に対する口蓋扁桃手術(摘出)です。また、鼻茸や副鼻腔炎を対象に、鼻の穴に内視鏡を挿入し、TVモニター画面を見ながら行う内視鏡下鼻・副鼻腔手術も行っています。

婦人科

Kコード 名称 患者数 平均日数
(術前)
平均日数
(術後)
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 48 1.63 8.06 0% 48.20
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹によるもの) 33 1.03 7.48 0% 47.45
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 22 1.09 3.86 0% 36.00

子宮筋腫、子宮癌、卵巣癌、子宮内膜症、子宮腺筋症などに対して行う手術が最も多い症例です。子宮附属器腫瘍摘出術は卵巣のう腫、卵巣腫瘍、卵巣捻転などに対して行う手術です。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均日数
(術前)
平均日数
(術後)
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821 水晶体再建術
(眼内レンズを挿入する場合)
(その他のもの)
115 0.44 2.71 0% 75.50
K2172 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) 12 0.64 1.00 0% 28.50 ×
K2193 眼瞼下垂症手術(その他のもの) 10 0.10 1.00 0% 75.20

「水晶体再建術」とは「白内障」治療の最もポピュラーな術式です。「白内障」は、眼の中の水晶体(カメラのレンズの役割)が濁る疾患で、加齢によるものが多く、濁った水晶体は元に戻らないため、治療方法としては手術となります。

産科

Kコード 名称 患者数 平均日数
(術前)
平均日数
(術後)
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 208 7.31 7.17 0% 34.86
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 153 7.46 7.65 0% 34.58
K8962 会陰(膣壁)裂創縫合術(分娩時) 80 1.33 5.36 0% 33.55

当院は、「地域周産期母子センター(産科および小児科を備え、周産期に係る比較的高度な医療行為を行うことができる医療施設)」の指定を受けております。MFICU(母体胎児集中治療室)6床を有し、正常分娩からハイリスク分娩まで幅広く対応できる環境を整えています。また、全国からの里帰り出産も年々増えております。当院は2011年9月に創立100周年を迎えました。長い歴史の中で築き、受け継いできた安心と安全を、未来へ継承することが天使病院の使命です。

小児科

Kコード 名称 患者数 平均日数
(術前)
平均日数
(術後)
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの) 17 0.00 46.06 0% 0.00 ×
K300 鼓膜切開術 15 0.80 4.40 0% 1.53 ×
K7151 腸重積症整復術(非観血的なもの) 11 0.00 1.64 0% 1.36 ×

当院は、「地域周産期母子センター(産科および小児科を備え、周産期に係る比較的高度な医療行為を行うことができる医療施設)」の指定を受けております。NICU(新生児集中治療室)、GCU(継続保育室)を有し、妊娠期から新生児にかけて一貫したレベルの高い医療の提供が可能です。当院で特殊な処置を行う入院は上記の3処置に伴うものが多いですが、このほか小児・新生児外科的消化器疾患も積極的受け入れています。また、急性中耳炎についても耳鼻咽喉科と共同で治療を行っています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症
および手術・術後の合併症の発生率)
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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.02%
異なる 3 0.05%
180010 敗血症 同一 4 0.07%
異なる 7 0.12%
180035 その他の真菌症 同一 1 0.02%
異なる 0 0.00%
180040 手術・処置等の合併症 同一 11 0.19%
異なる 0 0.00%

医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして、最も資源を投入した病名と入院契機病名の同一性の有無を区別して発生率を算出しました。播種血管内凝固症候群の入院契機病名と異なる理由は、悪性腫瘍の術後であり長期の治療が必要となったためである。敗血症の入院契機病名と異なる理由は、糖尿病などの基礎疾患があり免疫力が低下した状態で入院後、肺炎などの重症感染症が進行した場合である。手術・処置等の合併症の内訳としては、術後の吻合部狭窄、人工関節の脱臼、中心静脈カテーテル感染、全て当該治療のためだけに入院治療をしたケースである。

更新履歴
平成28年9月30日
解説を追加しました

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