札幌市東区の総合病院 天使病院
天使病院について 部署紹介 「放射線科」

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放射線科

放射線科とは、診療放射線技師が安全・迅速・的確に最良の撮影法を選択して診断・治療に役立つ画像をつくりだす部門です。

特に医療事故の防止、医療機器および装置の保守管理に注意をはらい、検査時間も極力短い時間で終われるよう努力しております。

また、地域の医療機関とも地域医療連携室を通して検査機器の有効利用、診療画像の提供を行っております。

臨床実習

毎年、実習生を受け入れています。

将来必要になる専門職業人としての基本的な知識や振る舞いを習得、医療チームの一員としての自覚と責任を養うことなどを目標としています。

業務内容

一般撮影

一般撮影

頭部・胸部・腹部・全身の骨などの撮影をいたします。

FPD(フラットパネルディテクタ)を導入しており、高画質な画像が得られ、低線量での撮影が可能です。

導入機器
  • FUJIFILM製 Radnext50
  • FUJIFILM製 DR CALNEOGL
  • FUJIFILM製 CALNEO Smart

X線TV撮影

X線TV撮影

食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、胆嚢などの造影撮影をいたします。

バリウムなどの造影剤を用い、X線透視により人体の内部をリアルタイムに観察します。

導入機器
  • TOSHIBA製 ZEXIRA
  • SHIMADZU製 FLEXAVISION

CT撮影

CT撮影

X線管と検出器が体の周りを360°回転し、頭頚部・胸部・腹部・四肢・血管など全身の撮影をします。

2019年度より、当院では新たに320列のCTを導入いたしました。

最新型の320列CT装置では、"AiCE"という新しい技術を使うことで、現時点における最先端の被爆低減撮影を行うことが可能となりました。開口径の大きなガントリーの採用、寝台の横移動などの新機能の搭載により、今まで体を動かすことがつらかった患者さんでもそのままの体勢で検査を受けていただけます。

導入機器
  • Canon Aquilion ONE

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MRI(磁気共鳴画像)撮影

MRI(磁気共鳴画像)撮影

磁石が埋め込まれたトンネルに入り、電波を体に当て検査を行います。

人体をあらゆる方向から撮影することができます。

また、当院は条件付MRI対応ペースメーカーの取扱認定施設で、条件がそろえばペースメーカーが埋め込まれた方もMRI検査が可能です。
詳しくは循環器内科のページをご覧ください。

導入機器
  • 東芝 Vantage Taitan

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乳房撮影(マンモグラフィ)

乳房撮影

早期乳癌の発見を目的とし、軟部組織である乳房乳腺を単純X線撮影することにより乳房乳腺の「しこり」を撮します。

マンモガイドラインに適合した乳房撮影装置を用いて撮影いたします。

撮影は女性技師が行います。

導入機器
  • FUJIFILM製 AMULET Innovality

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血管造影(DSA:デジタルサブトラクションアンギオグラフィー)

血管造影(DSA:デジタルサブトラクションアンギオグラフィー)

血管の中に造影剤を注入して脳、心臓、肝・胆道・膵、腎、四肢などの血管を造影診断します。

血管造影はこれまで全身の動脈、静脈を造影することにより「がん」や動脈閉塞の最も有用な診断法とされてきました。

しかし、3D-CT(3次元CT)やMRA(MRI-アンジオグラフィー)の出現により血管を立体的に見たり、造影剤なしで血管を描画できるようになったため、血管造影法は"診断法"としてよりもむしろ"治療法"として用いられるようになりました。それが"血管系IVR"で、当院でも行っています。

導入機器
  • シーメンス Artis Zee BA

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骨密度測定

全身骨密度測定

高齢化社会に伴い、骨粗鬆症の方々が年々増加しつつあります。

定期的な健康診断により、骨量減少を早期に発見し、骨の状態を数字で指標とすることで適切な予防法や治療指導を行うことができます。

導入機器
  • ホロジック社製 Horizon-W

ポータブル撮影・外科用イメージ

ポータブル撮影・外科用イメージ

撮影室までくることができない入院患者さんの場合、病室まで出向いて撮影を行います。

また、より安全に手術を行うために、手術室で透視を使用することがあります。

導入機器
  • ポータブル撮影:FUJIFILM製 CALNEOAQRO など(4台)
  • 外科用イメージ:FUJIFILM製 COREVISION3D

スタッフの紹介

現在、放射線技師9名(男性5名、女性4名)で日々の業務を行っています。

資格 有資格者数
検診マンモグラフィ撮影認定技師(A認定) 3名
磁気共鳴専門技術者(上級) 1名
放射線管理士 2名
放射線機器管理士 2名
X線CT認定技師 3名
胃がん検診専門技師 1名
臨床実習指導教員 1名

部門実績

項目 2022年度 2021年度 2020年度
一般撮影(件) 29,968 28,752 28,402
CT撮影件数(件) 6,568 6,750 6,136
MRI撮影件数(件) 1,531 1,511 1,423
マンモグラフィ(件) 902 931 904

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